2016年5月3日火曜日

主の息から漏れるものは何もない

「主の息から漏れるものは何もない」2012年被災地支援コンサートライブ版)
https://youtu.be/biVz1kzRRQQ

主の息が愛であり、広さ、深さ、重さ、美醜、思い、創造物のすべてを漏らさず愛し、祝福して永遠に治めて下さることを、新しい言葉でうたっています。(日本賛美歌学会発行“Jumping Jesusより)

この曲に出会ったのはちょうど3・11の震災のあとでした。
私達が今まで歌って来た賛美歌はほとんどが神様への賛美や祈りを歌ったものでしたが、この曲は神様から私達への深い慰めの言葉であるように感じました。
ニュージーランドの賛美歌作家Colin Gibson(1933~  )のこの曲は1996年に世に出されました。その後オーストラリア、アメリカ、アジア、そしてイギリスからアフリカへと広められました。

2011年の震災の直前2月25日にこの曲の生まれたニュージーランドも大きな地震に見舞われ、日本人の留学生も犠牲になりました。犠牲者を覚えて国を挙げての超教派の慰霊集会で「主の息から漏れるものは何もない」がうたわれました。私たち大泉聖歌隊も被災地の教会を訪ねての「慰めのコンサート」、毎年開催される「被災地支援チャリティ コンサート」でも必ずこの曲がうたわれます。  

聖歌隊 上杉道子