2017年12月11日月曜日

女性クリスマス2017

 12月8日(金)は毎年恒例の女性会によるクリスマス会でした。30名以上の女性と男性も2人参加で賑やかな会となりました。
 第一部は、聖書学者であり、フェミニスト神学宣教センター共同ディレクターでもある山口里子さんより、「親から『失敗作』と言われた友人』と題してメッセージをしていただきました。
 脳性麻痺という障害を持って生まれた山口さんのご友人のAさんにまつわるお話でした。わずかに動かすことができるのは指だけで、生まれながらに寝たきりの生活を余儀なくされたAさんは、父親から小さい頃から「お前は失敗作だ」と言われて育ちました。身体が大きくなると介護が大変になるからと最低限の食事しか与えられず、排尿を極力しないよう十分な水分も摂らせてもらえませんでした。25歳で身体障害者施設に入所するまでそのような虐待を受け続けることになります。施設に入所したAさんは文字を書くことを覚え、多くの詩を書くようになりました。その詩に魅せられた入所者の人々がAさんのところに悩みを聴いてもらいたいとやってくるようになりました。そのような中、アルビノの障害を持った寮母のBさんと親しくなったAさんはBさんと交際を始め、Bさんが別の施設に移った後も文通を続けたのです。二人は実に300通もの手紙を交わし、愛を深めていったのでした。
 二人の結婚は家族を始め多くの人々から反対されました。しかし、二人は多くの困難を乗り越え、7年の交際を経て遂に結婚しました。Aさんはわずかに動く指を使って、洗濯物を干す道具などを発明しました。Aさんはそのような道具を使って家事をし、Bさんが働いて生計を立てるという生活をしながら、3人の子どもを育て上げたのでした!
 25年もの長い虐待を受けながらも希望を捨てることなく、多くの人を力づけ、障害に屈することなく神を仰ぎ続けたAさんの生涯に強く心を打たれ、涙があふれました。人がその人らしく力の限り生きる姿はなんと美しいのでしょうか。私たちが、他の誰でもない自分自身として自由に、ありのままを生きることができるように、主イエスは産まれてくださったのだと感謝したメッセージでした。
 第二部は「讃美歌を歌う会」による賛美、そして讃美歌を歌いながらクリスマスプレゼントの交換です。みんなそれぞれ自分にぴったりのプレゼントが回ってきたようで、感謝と笑いに包まれました。その後、持ちよりの愛餐会。20種類近くあったご馳走はあっという間になくなりました。心も身体も満たされ、心がホカホカになった会でした。

大野 夏希






2017年11月28日火曜日

主の栄光の器 ~ 北田康広コンサート

澄み切った秋の青空に朗々と響く神の声……北田康広さんの歌声にそのような印象を受けた。11月12日午後に大泉バプテスト教会で催されたコンサート には予想以上に多くの方がいらして盛況だった。お招きいただいた主に感謝。
意外な出会いもあった。私の高校の在校生でご両親が牛込教会の牧師をしている方がいる。前日に保護者会があり催しを紹介したら、なんと牧師夫人は北田夫妻と同じ武蔵野音大ピアノ科出身。最前列で聴いて、旧交を温めていらした。
「荒城の月」「見上げてごらん夜の星を」など懐メロも良く、ピアノも見事だったが、真骨頂は讃美歌の数々。神の恩寵を感じさせる明朗な賜物の声に感動。 嬉しかったのは私のブログと同じ題の「紫の衣」という歌。名曲だ。泣けた。
♪紫の衣 いばらのかむり 血を流すまでに 鞭打たれ 静かに耐えられる その姿
なぜに主よ あなたは すべてを捨ててまで この私を 愛されたのです?
(作詞作曲 谷有恒)
「先生、この人が目が見えないのは、本人が罪を犯したからですか。それとも両親ですか。」イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の栄光がこの人に現れるためである。」(ヨハネ伝)
主がこの取っ手のない土の器を選ばれて、この賜物を下された神意に思い至る。歌の合間に関西弁で親父ギャグを交えて語る証から、楽しいユーモアと裏腹に、重い試練と闘ってこられた不屈の精神を伝えられ、励まされる思いがした。
もうひとつ感心したのは、点字の働きだ。点字により学びの道が広く開かれた。長年点字に携わってきた尾崎兄との親交もあったと後で聞いた。私の学校に全盲の生徒がいて毎日点字のお世話になっている。これもまた神の賜物だろう。

大田雅一




2017年11月10日金曜日

星野富弘美術館を訪問して

台風一過の秋晴れとなった10月30日(月)の朝、私たちは群馬県みどり市の星野富弘美術館を目指し車で教会を出発しました。お昼前には現地に到着。わたらせ渓谷には虹がかかり、富弘美術館は私たちを優しく迎えてくれました。
星野さんは、中学の体育の教師として赴任した年(24歳)の6月に体育の指導中に頸椎を骨折、手足の自由を失います。「絶望から彼を救い上げたのは母の献身的な介護であり、いくつかの詩人の言葉であり、信仰でした。」先輩が置いていった一冊の聖書から神様と出会ったのでした。そして筆を口にくわえて、文字と絵を描き始めます。「彼の心をくぐりぬけて生まれた絵と詩は、静かにそしてやさしく、力強く『生きろ』と語りかけてくる。」のです。
星野さんは70歳を過ぎた今も創作活動を続けておられます。著書「愛、深き淵より」「風の旅」「鈴の鳴る道」等の著書は英訳され国内外で読まれ、作品は多くの教科書にも掲載されています。全国各地また海外で開かれる詩画展は見る人に深い感動を与え続けています。(パンフレットより)
これまで本や絵葉書で見てきた富弘さんの作品が、こんなにも美しい自然から生まれたということを知るとともに、一つ一つの作品がそっと私に囁いてくれました。「神様がいるんだもの、大丈夫」。6人はそれぞれに安らぎと宝物をいただいて帰途につきました。























「ペんぺんぐさ」

神様がたった一度だけ
この腕を動かして下さるとしたら、
母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れるぺんぺん草の実を見ていたら
そんな日が本当に 来るような気がした (1979年)


「小さな実」

私にできることは 小さなこと
でも それを 感謝してできたら
きっと 大きなことだ (1993年)


「なんとかなるさ」

苦しくて どうしようもない時
いつもうかんでくる ことばがあった
神様がいるんだもの
なんとかなる
そして いつも なんとかなった (2014年)



木村まどか

2017年10月8日日曜日

聖歌隊結成30周年を感謝して ~宇都宮バプテスト教会奉仕 

〇2002年に始まった聖歌隊伝道隊も今回で18番目の教会訪問になります。1986年結成以来、31年聖歌隊が今日まで続けて来られたのには宇都宮教会から来られた二人の方の大きなお働き抜きには考えられないことです。Aさん、そしてIさんには今に至るまでの長年のオルガン奉仕を心から感謝しています。
○発足当初聖歌隊には伴奏者がおらず大変心細い思いでした。間もなく当時音大生だったKさんが大泉教会に与えられ、聖歌隊は水を得た魚のように賛美奉仕に力がみなぎってきました。音大卒業後Kさんのアメリカ留学と入れ替わるように現伴奏者で牧師夫人のMさんが神戸教会から大泉教会に赴任、なんという神様の恵みでしょう。
○この感謝をぜひとも宇都宮教会の皆様にお伝えしたいと祈っていました。そんな折、昨年天城の女性大会聖歌隊奉仕で、偶然にも宇都宮教会の方と隣の席になりました。「宇都宮教会にも来て下さいますか?」。祈りが聞かれたのです。
○9月24日(日)築15年を経たとは見えない3階建てのエレベーターまである立派で美しい会堂が朝日に輝いていました。礼拝出席25、6名とはいえ成人科はバイブルクラスを含め3クラスがそれぞれ独特なクラス運営をしている様子でした。
〇目白教会のS先生から譲られたと言う100年物のリードオルガンが今は手も触れられずに片隅にひっそりと置かれていました。会堂に入るなりMさんが手を触れると何と、素晴らしい音を奏でるではありませんか。Mさんによって息吹が与えられたオルガンでの礼拝に会堂は喜びと感謝に満ち溢れました。

上杉道子




2017年10月3日火曜日

みんなでつくる賛美礼拝

去る9月3日(日)午後3時より音楽礼拝を開催しました。

「みんなで作る音楽礼拝」~被災地に想いをよせて~プログラム

前  奏   「地球のどこかで」による前奏曲              オルガン
招  詞    詩編149編1節      小羊会
賛  美   「地球のどこかで」(390)       小羊会&会 衆
祈  り   司会者
              ~~~~~
      美   「花も」                  独唱 
手話賛美   「ガリラヤの風かおる丘で」   讃美歌を歌う会       
   「キリストの平和」(平和の挨拶あり)           
      美  「愛されている」   独唱
フラ賛美    ♬ God Bless You ♬」  エインカレム
      ♬ 花は咲く                 
      美  「ああ主のひとみ」「ああ嬉しわが身も」   二重唱
      美  「You raise me up」    独唱
賛  美    「キリストには替えられません」    キャンプメンバー
              ~~~~~
聖  書   エペソの信徒への手紙5:18~21    司会者
説  教  「霊の歌を歌おう」   木村一充牧師
黙  想
      美  「The eace of God(神の平安)」   独唱
献  金 ~「我汝に呼ばわる、主イエス キリストよ」~  オルガン      
賛  美  「キリストの平和」                                    会 衆
祝  祷    木村一充牧師 
後  奏  「キリストの平和」               オルガン
                                          ~~~~~~ 
 
手話賛美には「讃美歌を歌う会」のみなさんが参加してくださいました。(写真:手話賛美)


「さあ、お隣の方と最高の笑顔で手話でご挨拶しましょう!」(写真:手話でこんにちは)


エインカレムによるフラ賛美(写真:フラ賛美)


富士吉田教会キャンプ参加メンバー20代~80代による賛美(写真:キャンプメンバー)


喜びに溢れた賛美礼拝でした。献金は被災地を覚えてお献げしました。 
木村まどか

2017年8月1日火曜日

ファミリーキャンプに参加して

○7月15日(土)から16日(日)まで、山梨県の富士吉田教会を会場に、ファミリーキャンプが行われました。今年度は、17人の兄弟姉妹とともに学びと交わりの時をもちました。
○今年度のキャンプのテーマは「キリストの体を立てる」、主題聖句「体は一つでも、多くの部分からなり、体のすべての部分は、数は多くても、体は一つであるように、キリストの場合も同様である。(コリント一12:12)」を中心に学びました。
○開会礼拝では、主題聖句から木村牧師に説き明かしをしていただき、夜の分団での分かち合いでは、「教会は、どのような場所であるか」「教会をどんな場所にしていきたいか」という柱で話し合いを進めました。参加者の皆さんが共通して描いていた教会のイメージは、「教会が心安らぐ場所であること」でした。
○翌日は早天祈祷会、朝食の後、富士吉田教会の兄弟姉妹とともに礼拝を守り、教会学校で学びました。その後の昼食の時間も含め、大泉教会と富士吉田教会のよき交わりのときとなりました。
○2日間の日程で行われたキャンプは、兄弟姉妹との交わりが豊かにあったことが、参加者一人ひとりの心の中に、色鮮やかに残ったことと思います。周辺散策時間の温泉や山中湖畔ドライブ、桃狩りなど、自然の恵みを肌で感じることもできました。

浦田雅哉





2017年7月6日木曜日

「メディカルカフェ・ぶどうの木」 「がん哲学外来」理事長 樋野興夫先生をお迎えして

 昨年8月地域の人々に呼びかける伝道の一環として無料「教会カフェ」が始まりました。6月25日「教会カフェ」から発展的に「メディカルカフェ・ぶどうの木」の開催が実現に至った事は、神様から「病んでいる人、弱っている人」への呼びかけをいっそう促された思いがしています。
 「がん哲学外来」とは順天堂大学で腫瘍・病理学を研究されている樋野興夫医学博士が、「がんであっても尊厳を持って人生を生き切る事のできる社会」の実現を目指し「病気であっても病人ではない」をモットーに立ち上げた一般社団法人です。2008年開設以来全国的に大きな広がりをみせており、私達の「メディカルカフェ・ぶどうの木」も6月に「がん哲学外来」の一団体として正式に加盟が認められました。「がん哲学外来」講演のために東奔西走の日々を送られる樋野先生がこんなにも早い機会に大泉教会を訪問くださった陰には偶然だけとはいい切れない神様の導きがあったと確信しています。
 他教会からの参加者、求道者、新来者を含め41名が集いました。中でも電柱に貼られたポスターを見て参加されたがんと戦っている一組の若いご夫妻が樋野先生と熱心に面談をされている姿に、この機会が良き道しるべとなりますようにと祈らずにはいられませんでした。
 準備段階から終りまでさまざまお手伝い頂いた多くの方々に心から感謝すると共に、今必要とされている私たちの伝道の形を求めつつ推進役の伝道委員と教会員が共に「メディカルカフェ・ぶどうの木」の地道な活動を支える力となっていけるよう祈るものです。
上杉道子